サステナビリティ トップメッセージ

ヤマシタは創業以来、「正しく生きる、豊かに生きる」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現に取り組んできました。この理念は時代によって社会構造や価値観が変化しても変わらない、ヤマシタにとっての重要な「軸」となっています。私たちは常に「正しさとは何か」「豊かさとは何か」を追求する姿勢を大切にしながら、事業を展開し社会に貢献してきました。このような企業理念やビジョンは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の目指す世界にも共通するものだと考えています。

具体的には、ヤマシタではホテル・病院向けの「リネンサプライ事業」と在宅介護者向けの「介護用品レンタル事業」を通してシェアリングビジネスに取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。

清潔なリネンを安定的に供給することは、ホテルでは、宿泊客が直接触れるものとして顧客体験を向上させるとともに、ホテル事業者にとってはコスト削減および、より本質的なサービス提供に集中できるというメリットをもたらします。
また、病院では衛生環境向上に寄与し、入院患者の心身の安全・安心にもつながります。同時に、病院側のコスト削減や手間軽減にもつながり、生産性向上も期待できるのです。

また、私たちが提供している介護用品レンタルを中心とした住環境整備は要支援・要介護者が自立した生活を送ることを支援するためのものです。

さらに、当社が定める「長期ビジョン2030」では、社員の仕事のやりがい(EX)と顧客の体験価値(CX)を相互に高め合う好循環を強みに、2030年に2022年度の売上規模の3倍である売上高850億円の目標を掲げています。また、DXの推進によって、その好循環を加速させるとともに、在宅介護における様々なニーズに対し、テクノロジーを活用したソリューションを提供する在宅介護プラットフォーマーへの変革にもチャレンジしています。

今後より一層多角的に事業展開する中で、顧客、従業員、ビジネスパートナー(取引先)、地域社会などのマルチステークホルダーとの適切な協働を通じて、社会を変革させるような価値の創出を実現します。

ヤマシタは「長期ビジョン2030」で示した、高齢者の転倒や誤嚥性肺炎防止のための具体的な目標値の設定とその実現への取り組み、また、脱炭素、女性活躍の推進なども同時に進めることで、SDGsが目指す持続可能な社会(=豊かに生き続けることのできる社会)の実現に向けて、全力で取り組んでいきます。