よりよいリネンをお届けするために、当社の生産や流通プロセスにおいて品質や生産が
安定し続けるように努めています。生産性向上や商品の品質チェック、保管や輸送時における清潔度の維持など、
安全・安心なリネンをご提供するために各部門での取り組みの一部をご紹介します。
品質管理の一つとして、リネン品の白さを定期的に測定しています。専用の測定器を使用して出荷直前の品物を調査します。長期にわたるリネン品の色の変化を分析し、洗浄力の適性度など品質の向上に生かしています。
ベッドで使用するシーツや布団カバーは専用の大型ロールアイロンを使い、決められた温度でアイロン仕上げをしています。この温度が低いと乾燥不足になり衛生面で問題になる恐れがあります。常に温度管理を行い安定した仕上げになるような仕組み作りをしています。
リネンのクリーニングにおいて洗濯温度や洗剤調合など、衛生管理をするのはもちろんですが、商品をお届けする集配車両にも衛生面に配慮した管理を行っています。写真は毎日の商品の積み降ろしの際に、次亜塩素酸ナトリウムを希釈した液体をトラック荷台に噴霧し、消毒をしているところです。
電気の制御盤内部の温度をサーモグラフィーで測定することで、中の電気部品が適切な温度を超えていないか診断を行っています。また、洗濯工場は室温が高くリネンから発生する細かな繊維が舞うため、熱やほこりに弱い電子機器にとってよい環境ではありません。部品の温度が10℃上がると、その寿命は半分になると言われています。この診断結果に基づき改善策を講じていくことで、適正な温度を実現し安定稼働に寄与しています。